ロボットケーブルの許容屈曲半径について

赤と青のケーブルイメージ

ロボットケーブルは可動する箇所に使用できる為、固定用ケーブルに比べると様々な用途に活用出来ます。

ただし無制限に曲げられるわけではないため、ロボットケーブル選定の時点で屈曲半径の許容範囲を把握することが大切です。

曲げられる範囲の限界

狭い箇所やロボットの動きによってケーブルを曲げて配線する事があります。

ケーブルを曲げる力が強すぎると、シース(外皮)や絶縁体(内部)に負荷かかりケーブル性能の低下により寿命が短くなる場合があります。

万が一断線が起これば、修理対応、ケーブル交換までの稼働停止による金額損失は避けられません。

長期間安定して使用するためには、ケーブル選定の際に屈曲半径(曲げ半径)を考慮しておくことがポイントのひとつとなります。

各電線メーカーが明示しているケーブルの許容曲げ半径を確認する必要があります。

使用方法やケーブルの種類によって異なる許容屈曲半径(曲げ半径)

許容屈曲半径は、ケーブルの種類や使用方法によって異なります。

基本的な許容屈曲半径は下記の通りです。(D:ケーブル外径・単位mm)

・遮へいなし(または編組遮へい)

単心:8D 多心:6D

・遮へいあり(または編組遮へい)

単心:10D 多心:8D

・トリプレックス

多心:6D

(※包括円径mm)

・移動用ケーブル

単心:6D 多心:4D

(※リール巻き式、カーテン式仕様など常に一定の場所で繰り返し曲げられるケーブルは適用外となる)

詳しくはケーブルごとの仕様書でご確認いただくか、または太陽ケーブルテックの営業担当者にお問い合わせください。

作業の効率化と合理化をサポート

ロボットケーブルは、細かい動きや繰り返し移動に対応している製品です。特に屈曲・捻回・耐久性等に優れています。

効率的かつ合理的に作業を行う事に適合したロボットケーブルを選ぶには許容曲げ半径・移動特性・使用環境等の情報を整理する事が重要です。

おわりに

ロボットケーブルは高機能を備えている為、高価な製品となります。総合的なコスト削減を図る為には、正確な機能レベルを把握する必要があります

ただ種類が多岐にわたるロボットケーブルの選定には、豊富な知識と経験が欠かせません。

太陽ケーブルテックでは、ご利用状況や環境をお伝えいただければ適切なケーブルをご提案いたします。

ケーブル選定に関して疑問がある場合は気軽にお問い合わせください。