2019.04.01よくある質問

ロボットケーブルの許容屈曲半径について

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赤と青のケーブルイメージ

固定した状態で使用することを前提とした汎用ケーブルと異なり、ロボットケーブルは屈曲させて使用することができるので、さまざまな場面で活用されています。

ただし無制限に曲げられるわけではないため、ロボットケーブル選定の時点で屈曲半径の許容範囲を把握することが大切です。

 

曲げられる範囲の限界

布設するスペースの関係やロボットの動きに対応するために、ケーブルを曲げて配線を行うことがあります。

この場合ケーブルを強く曲げすぎると、被膜や内部に負荷をかけ続け、性能低下や破損、もしくはケーブルの寿命が低下する恐れがあります。

万が一断線が起これば、修理対応、ケーブル交換までの稼働停止による損失は避けられません。

長期間安定して使用するためには、ケーブル選定の際に屈曲半径(曲げ半径)を考慮しておくことがポイントのひとつとなります。

メーカーが公表しているケーブルの許容屈曲半径を把握しておきましょう。

 

使用方法やケーブルの種類によって異なる許容屈曲半径(曲げ半径)

許容屈曲半径は、ケーブルの種類や使用方法によって異なります。

基本的な許容屈曲半径は下記の通りです。(D:ケーブル外径・単位mm)

 

・遮へいなし(または編組遮へい)

単心:8D 多心:6D

・遮へいあり

単心:10D 多心:8D

・トリプレックス

多心:6D

(※包括円径mm)

・移動用ケーブル

単心:6D 多心:4D

(※リール巻き式、カーテン式仕様など常に一定の場所で繰り返し曲げられるケーブルは適用外となる)

 

詳しくはケーブルごとの仕様書でご確認いただくか、またはメーカーにお問い合わせください。

 

作業の効率化と合理化をサポート

ロボットケーブルは細かい動きや繰り返し運動に対応するため、屈曲回数や耐捻回性、耐久性、伝送性能などに優れている製品です。

作業効率化と合理化をサポートする適切なロボットケーブルを選定するためには、屈曲半径のほかにも、摺動性、屈曲や捻じれ、耐油性といったように、ケーブルに求める条件を整理することが第一です。

 

おわりに

基本的にロボットケーブルは高機能であるために価格も相応となるため、コスト削減を図るには適切なスペックのケーブルを選ぶ必要があります。

ただ種類が多岐にわたるロボットケーブルの選定には、豊富な知識と経験が欠かせません。

太陽ケーブルテックでは、ご利用状況や環境をお伝えいただければ適切なケーブルをご提案いたします。

ケーブル選定に関して疑問がある場合は気軽にお問い合わせください。

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太陽ケーブルテック株式会社編集部

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