ロボットケーブルの外皮(シース)やノイズの耐性について
ケーブルを選定する際には、外皮(シース)やノイズ耐性にも考慮しておきたいところです。外皮とノイズについて簡単にご紹介します。 外皮(シース)の耐性とは 外皮(シース)とは、ケーブル外側の被覆のことをさします。 基本的にケーブル内部の導体や絶縁体が濡れたり傷んだりしないように守る目的で用…続きを読む
ケーブルを選定する際には、外皮(シース)やノイズ耐性にも考慮しておきたいところです。外皮とノイズについて簡単にご紹介します。 外皮(シース)の耐性とは 外皮(シース)とは、ケーブル外側の被覆のことをさします。 基本的にケーブル内部の導体や絶縁体が濡れたり傷んだりしないように守る目的で用…続きを読む
さまざまなロボットケーブルが販売されているなかで適切なものを選ぶためには、用途や条件を見極める必要があります。 ロボットケーブルの用途 ロボットケーブルは主に産業用機械に用いられます。 工場の自動化(FA: Factory Automation)の為の産業用機械に使われる部品であること…続きを読む
工場のFA化に伴って進歩を続けている産業用ロボットも、機械である以上は故障の可能性があります。 故障を未然に防ぐために考えておきたいポイントはなんでしょうか。 産業用ロボットはメンテナンスが必要 産業用ロボットは一般的に長期間稼働させるものです。 故障や事故を防ぐため、またロボットのラ…続きを読む
電気工事や生産工場など電気を扱う現場では総じて、配電に電線やケーブルが使われます。 電線とケーブルの違い、そしてロボットケーブルとの違いはご存じでしょうか? 電線とは? 電線と呼ぶ場合は一般的に、電気を通す導体(電気導体、電気伝導体)のみの裸電線、導体を絶縁体でカバーした絶縁電線のこと…続きを読む
一般に電線・ケーブルには火災に対する安全性の評価が必要です。 ロボットケーブルにも、燃えにくさを示す「難燃特性(難燃性)」を測定するための試験があります。 それが「燃焼試験」です。 ロボットケーブルにおける燃焼試験とは ロボットケーブルの燃焼試験は、世界の学会や団体によって国内外のさま…続きを読む
ロボットケーブルは可動する箇所に使用できる為、固定用ケーブルに比べると様々な用途に活用出来ます。 ただし無制限に曲げられるわけではないため、ロボットケーブル選定の時点で屈曲半径の許容範囲を把握することが大切です。 曲げられる範囲の限界 狭い箇所やロボットの動きによってケーブルを曲げて配…続きを読む
多品種少量生産の要求、ME(マイクロエレクトロニクス)の技術革新を背景に、日本では1970年代後半からFA(ファクトリーオートメーション)化が急速に進みました。近年はAIやIoTを軸とする「第4次産業革命」により、FAのさらなる発展が期待されています。 そこで今回は、FAの概要とFAケーブルについて…続きを読む
ケーブルの中には、導体だけでなく介在と呼ばれる詰め物が入っていることをご存じでしょうか。介在を入れることによって線心の配置を安定させたり、ケーブルの強度を高めたりしているのです。 今回は、ケーブルに使用される介在の役割や材質、介在を使用しないケースについてご紹介します。 介在とは?ケー…続きを読む
ケーブル内の導体は絶縁体によって被覆され、赤・青・緑・黄などのように色分けされていますが、その理由についてご存じでしょうか。 今回は、ケーブルに絶縁体が使用される目的や、ケーブルの絶縁体が色分けされている理由についてご紹介します。 ケーブルで絶縁体が使用される目的 ケーブ…続きを読む
ケーブルには、電力用、制御・計測用、通信用など、用途によってさまざまな種類があります。自動化や工場ロボットなどで使用される、しなやかで耐久性に優れ、また耐油・耐熱性に優れたケーブルは汎用ケーブルと区別され、ロボットケーブルと言われています。 今回は、ロボットケーブルと汎用ケーブルの違いについてご紹介…続きを読む