2018.04.26技術資料関連

ロボットケーブルの試験の種類

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当社ロボットケーブル使用の産業用ロボット

ロボットケーブルは、高い柔軟性と耐久性を備えたケーブルです。ロボットケーブルとしてケーブルを選定する際は、実際の使用環境でどれくらい耐えられるのかを重要視して、ケーブルを選定しています。

ロボットケーブルは、各メーカーが独自に移動性能試験を行い、耐久力を評価しています。

今回は、ロボットケーブルの試験の種類についてご紹介します。

 

ロボットケーブルの耐用年数は推定可能?

ロボットケーブルには、寿命が存在します。ケーブルの耐用年数が事前に分かっていれば、寿命を迎える前に交換して、設備の故障による生産ラインの停止を防ぐことが可能です。また、設備を短期間でリプレースすることが予定されており、耐用年数が大きな問題ではない場合は、コストを抑えた製品を選ぶことも選択肢の1つとなります。

それでは、ロボットケーブルの耐用年数は推定することが可能なのでしょうか。ロボットケーブルは、各メーカーが実施する性能評価試験により、耐用年数の推定が可能とされています。

 

ロボットケーブルの試験の種類

ここでは、ロボットケーブルの代表的な試験についてご紹介します。

U字型折り返し試験

ケーブルをU字に折り曲げて試験装置に設置し、どれだけ耐えられるのかを確認します。速度や回数、曲げ半径、移動距離などを設定し、精密な試験を行います。

移動曲げ試験

ケーブルを滑車に取り付け、左右の端に規定のおもりを吊るした状態で、移動台車を左右に往復させる試験です。これにより、移動の「曲げ」に対してどの程度耐えられるかを確認します。

曲げ試験

ケーブルを試験装置に取り付け、ケーブル中央部を一定の速度で回転させます。ケーブルを曲げたときの耐久性について確認します。

屈曲試験

直立させたケーブルが逆U字型になるように曲げ、一端を固定した状態で、もう一端におもりをつけて揺らします。屈曲に対してどこまで耐えられるか、回数や角度、速度なども設定した上で実施します。

折り曲げ試験(大型・小型)

ケーブルを直立させた状態で試験装置に取り付け、指定の速度で左右90度に繰り返し屈曲させた時、どの程度の回数耐えられるかを確認します。

おわりに

今回は、ロボットケーブルの試験の種類についてご紹介しました。

過酷な環境下で利用されるロボットケーブルは、さまざまな試験によって、品質が厳しくチェックされています。ロボットケーブルを選ぶ際は、メーカーが実施した試験結果を確認することをおすすめします。

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